安達太良連峰の麓の二本松市に住んでいるので、幼いころから山の基本はここで学んだといって間違いない。
積雪期、残雪期に安達太良の二本松側(東側)にあちこちスキーで入ってみて、結局箕輪山近辺に落ち着いている。おそらく、還暦を過ぎても、遊びの拠点はこのあたりなのだろう。
正確には、箕輪の東側に伸びる緩やかな稜線の北側斜面ということになる。
同じような条件で、横向温泉スキー場と箕輪山を結ぶラインもあるのだが、いまのところ、この小さなエリアの魅力にはまっている。
クルマを停めるのは、115号から野地温泉方面に曲がったところにあるパーキングと決まっているので、道路上を若干歩くことになる。いろいろ試した結果、この入山ポイントが最も効果的とみている。
積雪量が増えると、道路脇は切り立った雪壁になるので、そうじゃない場所を探すと、ここか、この先の沢かということになる。まあ、この先の沢沿いも面白いのだが。
ヤブがでていていつもと感覚が違い、登るべきところを通り越してしまったが、ああ、ここもいけるのかと新発見。だから雪山は面白い。リスクもあるが。
おめあては、このブナ林。斜度もそこそこにあって、強風吹き荒れる時にも意外に静かで楽しめる。なにより、北斜面のパウダーは絶品。
深すぎてやばい。
ヨボヨボになっても、このブナの森に入る。