楽山舎通信

わたじん8の日記です

五本手

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五本手

 

学生時代に冬山で使っていたウールの手袋、「五本手」。
40年近く経つが、そっくりしている。
社会人になってこれは使わなかったから。このウールの手袋よりも、薄手のフリース生地の方が保温性もあるし、ザックに入れておいてもがさばらない。
しかし、なぜかウールへの信頼度は高く、「もう使わない」と捨てはしない。予備としてザックに入れておくアイテムの一つ。
ちなみに、場所と時期にもよるけど、山に入るときは、手袋は予備2つを持ち歩く。薄手と奥の手と。いろいろ試す意味もあるが。
スキー登山は、自分の経験では、登りは薄手のウインドストッパータイプ(ゴアテックス最強)で十分で、それにオーバーグローブ持っていれば下りも大丈夫。というのが、最近。
が、冬山でもスマホ操作する時代になり、スマホ操作できることが第一条件になってきたのが、今。

テーマがそれてしまった。
この手袋の手首部分に、チロリアンテープのループをつけていた、マメだった頃の自分を懐かしく思い出した、というのが、主題だった。
ここに引っ掛けを作ることで、ストラップを通して手袋外してもぶら下げておける、というのは今のオーバーグローブでは当たり前の機能だが、そこを自分で縫い付けて改良していたわけで、我ながら目の付け所は、悪くなかったなと。

道具を改良する。補強する。というのは、若い頃には当たり前のことだったが、いつしかただのズボラでだらしないオヤジに劣化していた。

ということに気づくことから、ちょっと気合い入れていこう。