楽山舎通信

わたじん8の日記です

平成31年2月24日日曜日 快晴 安達太良

平成31年2月24日日曜日 移動性高気圧に覆われ全国的に晴れ。

遠出するほどには時間の余裕がなかったけど、おそらく、今シーズン最高の天気の日曜日に、山に登ってないという話はないと思い、一番近い安達太良山の一番はやいコースにスキー担いで向かった。

スキー場の駐車場について準備していると、「あ、別のシール持ってきちゃった」
我ながら、このボケ方はひどい。「シール忘れた」じゃないのが救いだが。幅が持ってきたスキーに合っていないし、古めのシールで効き目がイマイチという、それだけのことだが。いずれにしても、アイゼン持っていればシールで登ることはなかろうという読み。

7時ちょい前にスタート。登山道とゲレンデの境目で、しばし悩みつつもゲレンデ脇を登りだす。ゲレンデ登り終わる頃に、パトロールのスノーモビルがすごい勢いで上がってきて「ゲレンデ歩行禁止です。登山道に入ってください」と、猛烈な勢いで注意された。ああ、イエローカード2度目。土の見えてるゲレンデ脇登ってるのは、何に影響があるのか知らないが、安達太良スキー場の登山者ゲレンデ歩行禁止令は、異常なほどにピリピリしている。

人工降雪機のないエリアは、すでに滑れない状態まで雪が消えている。今年は、これでシーズン終了だな。

ツボ足で登っていたが、アイゼン履いたほうが楽と思われて、装着しているときに後続の二人組に追い越された。一人は、スノーボードザックにつけているが、アイゼン履いていない。

程よく絞まってクラストしたコンディションが、非常に登りやすく、サクサクと登頂。風もそれほど冷たくなく、フェイスガードなしで大丈夫だった。

山頂で写真撮って、ブッシュが埋まらなかった五葉松平への滑降を諦めて、矢筈森へ向かう。この前のときよりも雪は少なめで、ほんとにシーズン終了という感じの少なさ。

アイゼンでサクサクと矢筈森に登り、滑降準備。
今シーズン初のテックビンディング
これが、ステップイン一回ではどうにも決まらない。
状態の悪い場所では、一度で確実に決めたいところだが。

アイスバーン新雪のまだらという、リスクの高い斜面。
ジャンプターンと横滑りで急斜面を慎重に滑り降りて、振子沢側の源頭部に乗り換える。こちらのほうが、多少滑りやすい。あっという間に峰の辻の下まで。
ここから下は、前回のときよりも雪の付き方が良くて、くろがね小屋の下まで滑り降り、その勢いで登山道を滑り出す。

コチコチに固いので、いい感じにスピードが出て、緩斜面から若干登りもうまく乗り越えられ、そのまま勢至平超えて馬車道。やはりブッシュが埋まらずに、基本的に馬車道滑降。

とりあえず、安達太良登って滑ってきたよ、と言えるレベルのアクティビティであった。