楽山舎通信

わたじん8の日記です

令和元年11月17日(日)冠雪の安達太良山登山



やべえな。結局ブログ放置してた。FBに長文入れてるし。

ブログは、写真のアップがめんどくせえのよ。

 

気を取り直し、お友達ゼロのフェイスブックに上げたのを、ブログにも上げておこうぞ。

 

令和元年11月17日(日)基本的に快晴モードながらも、西よりの強風吹き荒れる。空は、どこまでも碧いが。

安達太良山に雪が積もり、登山シーズンの開幕である。
5月20日富士登山(スキー)してから、半年ぶりの登山。
そして、自転車シーズンはほぼ終了となる。

昨日の時点での天気予報で、会津方面はあまり良い予報ではなかったが地元は降水確率000だったので、安達太良山を選択。

早朝は雲がかかっていたが、雲の晴れた山は真っ白に。テンションあがる。ばっちり冬装備で固めて登山口までクルマ。毎週自転車で上がってる道を、久々に自動車。

ゴンドラの営業が終了し、好天予報の割には駐車場のクルマは少なめ。山から吹き下ろしてくる風が、半端なくきつい。

9時20分、同時に上りだした人たち3名(男)は、皆薬師方面に分かれて、勢至平へむかうのは自分ひとり。2人パーティを2つ追い越して、ガンガンペース上げていく。勢至平に上がると暴風。しかも、道路はツルツルに凍結している。

分岐から籠山へのブッシュの中は、ブッシュに凍りついた雪が身体にまとわりつき、これは下もゴアテックス着用だなと、途中で装着。

ブッシュエリアを抜けて、矢筈森が見えてくるが、思ったよりも白くない。風で飛ばされているのか。峰の辻からくろがね小屋への路に、30人ぐらいのパーティが下っていく。トレラン風の、身軽なふたり連れも。

峰の辻に到着し、白銀に輝く山頂を見ながら、さて、稜線に出るべきか出ざるべきかと迷うが、まあ撤退ありきで行ってみるかと、牛の背目指す。当初予定では、稜線縦走して鉄山まで行きたかったが、とてもじゃないが縦走は無理。死ぬ。そんな風。

矢筈森からの谷を越えてから、風の勢いが別次元に入る。しかし、なんと上から登山者が降りてきた。

降りてきたのは、登山開始がほぼ一緒だったパタゴニアのザックを背負った長身の外国人。赤いランドローバーディフェンダーの方。個人情報かこれ。なんというか、安達太良エリアで実によく見かける赤いディフェンダーは、同一車両なのか。

薬師から入って安達太良山頂経由し、勢至平から登ってきた自分といい感じの場所で交差。稜線越えてきたなら、まあ行けるかなと。

しかし、やはり地獄だった。時間にすれば、20分ほどか。風上側に身体を倒し、ダブルストックで身体を支え、風の勢いを読みながらサッサと歩く。メガネがブルブルと風を抱き、危うく持っていかれるところだった。フードかぶっているのに。ちなみに、持ってきたダウンジャケットを下に着込んでゴア雨具。これでけっこう限界。まあ、何事も経験がモノを言う世界。

山頂が近づくと、狂気の風は収まり(それでも強いが)安堵して写真撮りまくり。

ほぼ正午に登頂し、風がひどいのでさっさと降りて下山開始。

少し下ると、嘘みたいに穏やかな世界になる。まあ、とにかく安達太良の稜線はヤバい。

ダブルストックで新雪の上を気持ちよく下り、2時前に下山。
クルマのFMが、ちょうどきらクラ!で、きらクラドンの正解が、Mozartの交響曲40番の第4楽章だったことを確認し、それから奥岳の湯に入って3時過ぎに帰宅。

ログなし。歩数計はほぼ2万歩。入浴後の体重が75キロ。
あと5キロ減らしておくと、かなり楽になるか。78前後でしばらく来てたのが、今シーズンは75以下で行けそうだ。

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スカイピアから安達太良山

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これは峰の辻から安達太良山頂を望む、って感じか

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風つええの

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エビの尻尾の勢いの良さを見よ

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超広角10ミリ 広角好きなのよ

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吹き溜まりはオアシスである

 

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山頂の表示板が、令和元年にあたらしくなったっぽい

 

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紅葉と新雪のグラデーション、には、なっていないか