楽山舎通信

わたじん8の日記です

令和2年 西暦2020年 1月1日

令和2年 西暦2020年 1月1日
あらためまして、あけましておめでとうございます。

ガーミンのライフログによれば、昨夜の睡眠時間は4時間ジャスト。

ジャストということに意味がある。

気象時刻が、4時ちょうどだったり、5時ちょうどだったり、目覚ましかけてるわけでもないのに、ちょうどの時間ってのは、体内時計の正確さを意味するようでいて、なんだか小気味良い。そういうことが、わりと続いている。それが健康的なのかその逆なのかは、さておき。

元旦は、会津駒ヶ岳登山が恒例だったけど、天気悪いというよりも、年末にいろいろと悲しむことがあって、冬山入る気分になれず、この正月休みは、アウトドアなしでも問題なしという精神状態なのである。ちなみに、メンタルが滅入っているわけではなく、むしろ、精神的には覚醒した状態で、内向的に対峙するだけの強さは秘めている。

元旦の今日は、夜明け前の5時から6時台にかけて、地元の鎮守様でもある八幡さま、二本松神社に初詣にでかけた。ここに、元旦の夜明け前に行くのは、十数年ぶり、である。神社までの往復で、6千歩近く歩いた。

晴れマークしかない天気予報のわりには、完全に曇りだった午前中。読みかけの本を読んだり、まとめものしたりして静かに過ごす。年越しの音楽は、グスタフ・マーラーの第9番。独特の境地に誘い込む、幽玄なアダージョに耳を澄ます。元旦ぐらいは。

午後から日が差し出して、「自転車か」と迷いながらジョギングにした。
スロージョギング(トレイルラン)でとりあえず、元旦の1万歩をクリアしつつ、「観音丘陵」エリアにあるいくつかの社寺に初詣しようというプラン。我ながら悪くないプラン。

地元の「文殊さま」から始まって、その裏から降りて隣の愛宕さま。このあと、隣町とそのまた隣町の神社にも参拝ってのもちらっと考えたが、普段全く行かないのに、それも変と、山から降りずにスルー。そして、丘陵の頂点、お城山。霞ヶ城公園天守台まで。
わりかし人が多かった。


ビーボフィットのログで9.24キロ。だいたい正確。1万1千歩で、元旦のトータルは1万7千歩。

基本的に在宅ベースの日としては、わるくない出だしだな。

4時からの、NHKFM坂本龍一ニューイヤースペシャルを聞きながら、まとめ。

 

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文殊堂の石段

 

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愛宕さまの石段

  

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あたごさま

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お城山

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天守台から安達太良山方面

 

今年は、こんな年にしよう。

とりあえず、健康と安全が第一。


すべては、そこから始まる。自分だけじゃなくて、周囲も。カネは二の次と言いながらも、経済力をもう少し着けて、何年も課題としている仕事の拠点・アトリエをなんとか形にしていきたい。色んな意味で制約の多い市街地から、そろそろ離れて拠点を持ちたい。

自転車とか登山という趣味は、そこそこで良いなと感じている。SNSで、同じ趣味の人に刺激を受けると、「もっともっと」となりがちだけど、そのあたりの境界が、わりとスッキリと見切れるようになった。あなたはあなた、オレはオレ。いいだろ、それで。自分が満足できてるように動ければ、それでいい。知らない誰かにいいねをもらうために、なにかをするわけではないし。

美意識を鍛えるという意味での、美術鑑賞と音楽鑑賞。ここには、今までよりも時間と経費を使うだろうな。そして、それと連動して、知的レベルを上げていく活動。

還暦が目の前に見え始め、そろそろ、一人の人間としての、仕上げの時間に入っていく。

ただの老いぼれでは、終わらせまい。