楽山舎通信

わたじん8の日記です

2023.7.2 磐梯吾妻スカイラインヒルクライム2DAYS出場


今年も地元のヒルクライム大会にエントリーし、登ってきた。

自宅から走り出すトレーニングコースで、最も短い距離で獲得標高が高いのが磐梯吾妻スカイライン。何度登っても、飽きないコース。というか、トレーニングといえば、ショートは安達太良山奥岳登山口までのクライムかスカイラインのクライムしかしない。まじで他のトレーニングコースを持たない。ヒルクライマーではないが、坂を登るのが好きである。ブルベも、昔から山岳系のコースがお気に入り。登りが強いわけでもないのに、ということは、基本的にM系なんだろう。Mといえば、私の乗っているキャニオンを使うモビスターチームのファンでもある。

ところで今回、愛車キャニオンのBB付近で異音が発生しているということを、高湯温泉のスタート地点までの登りで気がついた(自走)。負荷を掛けずにチェーンとスプロケの手入れをしていた時には気にならなかった。そういえば、先週の600ブルベの後半で、異音が出始めていたような気もするが、チェーンのオイル不足もあったので、よく分からなかった。

結局、こういうレースに出てくる自転車ではありえない「ギコギコ、パキパキ」という音を出しながら走ってきた。まあ、しょうがない。BB付近は、ちょっと自分で整備するほどの技能をもたないので、自転車屋にお願いしたいが、はたしてキャニオンのバイクを整備してくれる自転車屋は、近くにあるだろうか。。。

前置きが長くなった。

1日目の高湯スタート14キロ。スタートは13時。

個人的に、受付地点が土湯で、そこから高湯へ移動ってのが、よく分からなかった。今にして思えば、高湯での受付を選択しておけばよかった。高湯のスタート地点に、十分な駐車スペースがないというのが問題だったのかと思ったが、土湯に駐車して自走で移動となると、時間的にタイトで、しかも温泉に辿り着く前に、本番よりも傾斜のきつい坂がいくつも出てくる。いや、この自走は、ウォーミングアップにはならない。軽くないので。

昨年のレースは、土湯側だけにしていたので、2年ぶり。個人的には、1時間を切るのが課題であった。そういえば、60台カテゴリで初レース。

スタート後、なんかモタモタしてんなと思って踏み込んでしまったのが、今にして思えば失敗だった。スタートして最初の勾配はゆるく、なんとなくガーッと踏みたくなってしまうのだけど、抑えるべきだった。まあでも、距離短いからそれで持つと思ってしまうのだけど、やはり後半のペースを上げるために、前半はもっと控えるべきだった。

結果は、1:02:52。2年前とほぼ同じだった。60台出走者34人中19位。自分よりも高齢で早い人がたくさんいる、ということだ。しかし、1時間は切っておきたい。

調子は悪くなかったが、ペース配分を間違えた。という結論にしておこう。気象条件は、曇りと一部霧で、風は無く、日差しがあるわけでもなく、良かったほうだろう。

参加賞の無料入浴券は、土湯の「御とめ湯り」で利用。きれいで印象の良い温泉だった。

 

2日目はスタート時刻が早い。8時45分。しかも、受付の土湯温泉から道の駅つちゆまでパレード移動。

2日目の開会式は、本部の土湯温泉観光交流センター湯愛舞台(ゆめぶたい)を使ってなので、華やか。福島市長の挨拶もあった。

競技ルールの変更で、「ネットタイム」で計測。これは良い。しかも、計測開始の場所は、一旦下って「止まれ」標識から登り返す場所。最初のタイトな下りは、スピード上げると危険だよね。昨年も思った。前半、心拍数上げずに余裕のあるマイペース。

全く違うペースで登っていけるヒルクライマーがたくさん走っている大会で、ファンライドでもなく、90分切りを目標にして走る人は、あまり多くはないと思う。

このコースを知り尽くしている、というくらいには走っているので、スピード上げれるポイントは心得ている。平坦な区間、勾配のゆるい区間が以外に多く、そこで踏み込む予定。登りで足を使うと、この平坦とゆるい勾配が休憩の「流し」になってしまうのは避けたい。

中盤から後半に来て、同じEクラスの人と抜きつ抜かれつ。登りで抜かれて平坦で抜き返す展開。結局、双竜の辻を曲がってからゴールまでのアウターギアを使える平坦部分で勝負を掛けて、この間に3人くらいは追い抜けた。

結果は1時間22分で、Eクラス31名中15位であった。ゴールの時点で、余裕があるというのは、全力を出し切っていないとも言えるが、記録は昨年よりも7分短縮(ネットスタートの計測地点まで2分の差があるかも)。マシンがヒルクライム向けでもなく、ロングライド向けでしかもBBから異音のする整備不良車なので、マシンをヒルクラ向けに軽量化すれば、もう少し行けるかも。

土湯まで下り、撤収して「さあ温泉」。無料入浴券で入れる施設は、よく見ると随分とグレードが違い、一番狙いの山水荘に行ってみたが、ここもYUMORIも駐車場満杯。結局公衆浴場中の湯。施設が新しくきれいで、お湯も良く、狭いがそれほど混んでいなくて満足できた。が、同じ券で有名ホテルの温泉にも入れるなら、絶対そっちだよな。駐車場狭いのネック。自転車で移動してる参加者も結構いた。それ正解かも。私は、自転車のチェーンロックを持ってこなかった。土湯温泉は、温泉街に駐車スペースないのがネックだけど、自転車使うと動けるのだ。

1日目2日目と、このくらい登れているならば、あまり衰えないうちに、フジヒルと乗鞍は経験してみたいという気持ちになってきた。

ロングライドみたいに、2日とか3日潰してダメージも深刻、な感じでもなく、自転車乗るのは下り含めて3時間以内、というのを「無駄な時間多すぎ」と思うか否かだが、やはり、いろんな参加者の走りや表情が見えるということは、自分にとっても励みになる。

 

1日目高湯スタート地点

 

スタート前

1日目ゴール後

2日目土湯ステージ開会式

スタート前

2日目ゴール。梅雨の晴れ間がこの晴天。

2日目の参加賞付属 腹にいれるかバックポケットでなんとかなる量